GUTT-scs
「GUTT-scs」基本性能をワンランク高めた住宅を実現します
基礎(キソパッキン)?換気量のアップと湿気の遮断
布基礎と土台の間に全面換気を行う基礎パッキンを採用。従来の床下換気方式に比べ床下全域に空気の通り道を造るため基礎の立ち上がり40cmとあいまって約2倍の換気能力を発揮し、換気口がなくなることにより基礎耐力も大幅にアップします。また床下全面に防湿コンクリートまたは防湿シートを敷設し、地盤から湿気を遮断します。
「GUTTscs」では床まわりの主要構造材に、防蟻・防腐処理剤の木材を使用してます。
さらに地面から1m高にわたって人体にやさしい薬剤処理を施すなど二重、三重の
腐朽対策で住まいを足元からがっちりガードしています。
「GUTTscs」は、精巧にプレカットされたGUTT-FRAMEとCUTT-BEAMによる、軸組と面構成により、
外力を無理なく分散・吸収。より耐震性・耐風性が要求される木造3階建ても可能としています。
「GUTTscs」では天井の高さを建築基準法の2.1mをはるかに超えた2.7mとしながらもロフトなどの収納スペース
も容易に増築できる工法で、豊かな住空間を実現しています。
また従来の軸組工法では制約を受けた間取り変更にも柔軟に対応し
建物全体の剛性を弱めることなく増改築が可能です。
ロックウール(またはグラスウール)断熱材、防風透湿シートを採用し外気通気層を壁内部に設けた
断熱構造を実現しました。さらにカスタムハウジングのエアロテックは室内で発生した湿気を逃がす
棟換気を採用するなど結露とカビが発生しにくい住まいです。
「GUTTscs」工法の柱は10.5cm角、土台は10.5cm角、梁・胴差・桁は10.5cm×24cm角の木材をそれぞれ採用し
さらに地震や台風から住まいをがっちり守るため耐力壁は4.5cm×9cm角のタスキ掛けスジカイを使用しています。
「GUTTscssf」工法の骨組は地震や台風による水平力を円滑に地面に伝え、家を長期的に支える骨太構造です。
「GUTTscs」工法の1階床の根太には公庫基準4.5cm角を上回る10.5cm角、さらに2・3階床の根太には
10.5cm×24cm角の木材を使用しているため従来の軸組工法に比べ強度が大幅にアップしています。
また、上階の床で発生する振動や騒音も構造全体で吸収するため下階に響きにくくなっています。
「GUTTscs」工法のすべての床組にはJAS認定構造用合板を床一面に貼りつけるプラットフォーム工法を採用。
GUTT-BEAMと構造用合板の組み合わせにより、水平剛性は従来の軸組工法の4.0倍以上もの耐力のあることが
実験により証明されており、床全体で地震や台風による水平力を円滑に地面に伝えます。
また、床を先に施工することにより作業の効率と安全性が高まります。